極主夫道

 

 

2020年10月11日(日)、日本テレビにて『極主夫道(ごくしゅふどう)』の第1話が放送されました。

 

原作は漫画であり、ファンも待ち望んでいたドラマ化です。

 

ですが、ふたを開けてみると批判の嵐でした。

 

というのも、原作と全然内容が違うのです。

 

これには原作ファンも【酷い改悪】だとご立腹、では脚本を担当したのは誰なのでしょうか?またなぜ改悪してしまったのでしょうか?

 

ドラマ極主夫道が原作と全然違う!改悪が酷い!

極主夫道

 

極主夫道は、漫画家の『おおのこうすけ』さんが描くコメディ漫画で、新潮社のウェブコミックサイト『くらげパンチ』にて2018年から連載されています。

 

内容は、『不死身の龍』と呼ばれた元ヤクザの龍(たつ)が結婚し専業主婦として奮闘する、いわゆる日常系漫画です。

 

まだ連載歴は浅いものの、熱狂的なファンが多数おりドラマ化も待望されていました。

 

それなのに、放送が始まったら原作と全然違っていたために、ドラマが軽く炎上しています。

Twitterの反応

 

 

 

 

 

 

原作を知らない方は楽しめたようですが、知っている方々すればかなり酷い改悪だと感じたようです。

 

では、一体どこが改悪されていたのでしょうか?

改悪①オリジナルキャラクターが存在する

極主夫道の原作漫画では、主人公には奥さんの美久(みく)はいますが、子どもはいません。

 

なのに、ドラマ版だとなぜか『向日葵(ひまわり)』という名の娘が存在します。

 

極主夫道

 

夫婦だから笑えるシーンが多かったのに、娘がいるせいで設定がグチャグチャになってしまっているとファンはお怒りのようです。

 

 

改悪②ボロアパートではなく、一戸建てに住んでいる

極主夫道の原作では、龍と美久(みく)はボロボロのアパートに住んでいます。

 

極主夫道 極主夫道

 

ですが、ドラマ版だとなぜか一軒家に住んでいます。

 

極主夫道 極主夫道

 

ボロボロの狭いアパートで仲睦まじく美久と暮らす龍が良い味を出しているのに、これにもファンはお怒りのようです。

 

 

 

改悪③勝手に抗争が起きている

極主夫道の原作は、あくまでもコメディ日常系漫画です。

 

極道が主婦をするという、ゆる~~い展開が面白かったわけです。

 

ですがドラマ版では、なぜだかヤクザとの抗争が色濃く描かれています。

 

極主夫道

 

これではもはや日常系ではなく、純粋な極道漫画になってしまいます。

 

これについても、ファンは納得がいかないようです。

 

 

 

原作ファンは、他にも細かいところで不満があるようですが、大まかにご紹介すると改悪されているのは上記の通りです。

 

ドラマ極主夫道の脚本家はモラルと宇田学!

極主夫道

 

では、一体誰がここまで原作と大きくかけ離れた脚本を書いているのでしょうか?

 

ドラマ極主夫道の脚本家は2人います。

 

1人ずつご紹介致します。

脚本家・モラルのプロフィール

モラル

 

〇本名:不明

〇生年月日:1986年2月25日

〇年齢:34歳(2020年10月12日現時点)

〇出身:福岡県

〇学歴:早稲田大学卒業

〇職業:脚本家・演出家・小説家

〇所属:BLUE LABEL

 

モラルさんは、日本の脚本家・演出家です。

 

彼は2004年に早稲田大学の演劇サークルに入会し、2008年には劇団『犬と串』を創設、それ以降全ての作品の脚本と演出を担当しました。

 

2013年に行われた『黄金のコメディフェスティバル2013』では最優秀演出賞を受賞、2014年に行われた佐藤佐吉演劇祭では、最優秀作品賞を受賞しました。

 

主に公演等で活躍していますが、ドラマだと2020年に放送された『年下彼氏』の脚本を担当しました。

 

年下彼氏

 

またアニメでは2020年の『クレヨンしんちゃん』の脚本も担当しました。

 

クレヨンしんちゃん

 

2015年にはドラマ『ホテルコンシェルジュ』の小説版を執筆し小説家としてもデビューしています。

脚本家・宇田学のプロフィール

宇田学

 

〇本名:宇田学(うだまなぶ)

〇生年月日:1977年7月8日

〇年齢:43歳(2020年10月12日現時点)

〇出身:岡山県

〇学歴:不明

〇職業:脚本家・劇作家・演出家・俳優

〇所属:theatre PEOPLE PURPLE

 

宇田学さんは、日本の脚本家・劇作家・演出家・俳優です。

 

2000年に劇団『PEOPLE PURPLE(ピープルパープル)』を立ち上げ、全ての作品の脚本と演出を手掛けました。

 

また、自らも役者として舞台に立つこともあります。

 

2004年には、阪神淡路大震災の消防士の活動を描いた舞台『ORANGE(オレンジ)』を制作し、これを見たプロデューサーに誘われテレビドラマの脚本を手掛けるようになりました。

 

ORANGE

 

2020年には、映画『ぐらんぶる』の脚本も担当しています。

 

また、2018年には嵐の松本潤さんが主演を務めたドラマ『99.9刑事専門弁護士』の脚本も手掛けています。

 

99.9

 

主にドラマや映画などの脚本で活躍しています。

 

なぜ原作を改悪したのか?

極主夫道

 

上記のお二人ですが、どちらも実績や経験のある脚本家・演出家です。

 

ですので、ここまで改悪してしまったらファンから批判が出ることも分かっていたはず。

 

なのにも関わらず、なぜここまで原作と大きく内容を変えたのでしょうか?

 

大きく分けて2つの理由が考えられます。

漫画とドラマは別物だから

まず考えられるのは、漫画とドラマは別物だということです。

 

というのも、漫画のようにある程度ストックのあるようなものは、その全てを余すことなく映像化するのは極めて困難です。

 

ですので、ある程度は削って放送する必要があるのです。

 

例えば、極主夫道とほぼ同時期の2020年7月から放送していた石原さとみさん主演のドラマ『アンサングシンデレラ』は、原作だと主人公はキャリア8年目の中堅薬剤師ですが、ドラマ版だと2年目の新米薬剤師です。

 

アンサングシンデレラ

 

これも、8年の重みを出す程の尺が無いために、新人設定に変更したものだと推測できます。

 

それに原作を完全に再現しようとしてもファンからは大抵反感を買い失敗します。

 

それなら、はなからオリジナルにしてしまった方が制作側としてはダメージが最小限で済みますし、そういった背景もあるでしょう。

大衆向けにしたかったから

もう1つの理由は、大衆向けにしたかったからです。

 

原作を見ているファンは内容を知っていますが、ドラマで始めてみる人は当たり前ですが、あらすじを知りません。

 

となると、マニアでなくとも分かるような内容に変える必要があるのです。。※今回の作品ではそこまでマニア要素はないかと思いますが、、。

 

この方法を使って大成功したのが、『半沢直樹』です。

 

半沢直樹

 

ドラマ半沢直樹では、金融関連のワードや政治経済等といった専門知識がないとその全容を把握することは難しい作品です。

 

ですが、この作品の根っこにあるのは、『か弱い庶民を苦しめる権力者を正義の心を持った人間が成敗する』という分かりやすい物語なのです。

 

半沢直樹の演出家は過去にこのように発言しています。👇

 

2013年の放送当時、チーフ演出の福澤克雄氏は『半沢直樹』を、黒澤明監督の時代劇映画『用心棒』のような活劇にしたかったと語っている。

※https://news.yahoo.co.jp/articles/fc8ef5d4e69e20dd43de92fb8e92d6583e30d353?page=2より引用※

 

半沢直樹と極主夫道を比較するのは違うかもしれませんが、制作サイドはある程度は大衆向けに作品を作る必要があるということです。

 

これらの要素が重なり、今回のような内容になったのではないでしょうか?

 

実写化はもう1つ存在した!?

余談ですが、実は極主夫道の実写ドラマはもう1つあります。

 

それがこちらです。👇

 

 

これは、2019年に公開された声優の津田健次郎さん版の極主夫道です。

 

これ1本しかありませんが、原作ファンはこちらの方が楽しめるかもしれませんね。

 

まとめ

ということで今回は、実写ドラマ化された極主夫道の内容が原作と違いすぎるということで、脚本家・演出家のお二人をご紹介致しました。

 

どちらも名のある脚本家ですので、原作のファンの気持ちが分からない訳ではないでしょう。

 

恐らくですが、ドラマ版と漫画には違いがあることと、大衆向けの作品にしたかったことが原因かと思われます。

 

もうこれは別物だと思って、楽しんだ方が良いかもしれません。

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