2020年9月30日に約11年続いたキュレーションサイト『NAVER(ネーバー)まとめ』のサービスが終了しました。
この11年間で集めたアクセスは1718億と、とてつもない記録を打ち立てたNAVERまとめですが、なぜここに来て急にサービスを終了したのでしょうか?
その裏には、様々な問題がありました。
NAVERまとめのサービスが終了
NAVERまとめは、キュレーションサイトを世に知らしめた代表作の1つです。
キュレーションサイトとは、特定のテーマに沿った情報をまとめたサイトのことで、NAVERまとめ以外にも『グノシー』や『smartnews(スマートニュース)』等が挙げられます。
これまで約11年間の間、キュレーションサイトの代表としてネットユーザーに親しまれてきたNAVERまとめ。
中には、1ヶ月で30億PVを達成した年もあったこのサイトも、ついにその歴史に幕を下ろしました。
NAVERまとめはなぜ終了したのか?理由は著作権侵害と邪魔だったから!?
では、なぜ人気があったのにも関わらずNAVERまとめは終了してしまったのでしょうか?
公式は以下のように回答しています。👇
「サービス環境・市場環境の変化による単独サービスとしての今後の成長性や、LINEグループ全体での選択と集中の観点などをふまえて検討した結果」
※NAVERまとめより引用※
なんか抽象的でよく分からないですよね?
具体的なことが書かれていません。
ただ1つ言えること、それは『NAVERまとめは問題になることが多かった』ということです。
繰り返された著作権侵害
実は、NAVERまとめの中にある記事には、著作権を侵害しているものが複数ありました。
というのも、本来は何か画像や文章を転載する際には、転載元を記載する必要があります。
ですが、NAVERまとめではそれがされていませんでした。
中でも問題になったのが、『クックパッド事件』です。
無料で料理のレシピが見れることで有名なクックパッドですが、人気レシピを表示させる機能については有料です。
にも関わらず、NAVERまとめにはそのレシピが無断で転載されまとめられていました。
もちろんこれは即刻削除されました。
邪魔だと嫌われていた
NAVERまとめを暇つぶしに利用する人はたくさんいましたが、その反面うっとうしく思っている方もたくさんいらっしゃいました。
何を調べようとしても、NAVERまとめが上位表示されていて、邪魔だと思われていたそうです。
Googleのサジェストにも、『終了 嬉しい』や『うざい』といったワードが含まれていました。
終了した本当の理由は公式側しか知らないことですが、こういった事情も終了の裏にはあったものだと思われます。
まとめ
ということで今回は、NAVERまとめが終了した理由をご紹介致しました!
公式は市場の変化や今後の成長性等から判断したと名言しています。
もちろんそれも本当の理由だと思いますが、その他にも著作権侵害やユーザーから嫌われていた背景も影響していたと思われます。
11年も続いたサービスが終わってしまうのは、ちょっと寂しいですね。
ですが、代わりのキュレーションサイトはたくさんありますので、ご安心を!
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