イチケイのカラスが打ち切りになった理由はなぜ？裁判の話が重かったから？

2020年7月15日、俳優の竹野内豊さんが約10年振りに月９の主演をやるという報道が流れました。

ドラマ化されるのは『イチケイのカラス』という法廷漫画なのだそうです。

ドラマ化されるとあって、さぞかし人気な漫画かと思いきや、なんと既に打ち切りになっているそうです。

コミックスも4巻が最終巻になっています。

そこで今回は、イチケイのカラスが打ち切りになってしまった理由をご紹介致します！

イチケイのカラスとはどんな漫画？

イチケイのカラスは、浅見理都(あさみりと)先生原作の法廷漫画です。

漫画雑誌モーニングより2018年24号～2019年14号まで掲載されていました。

内容は、エリート意識がかなり高い堅物の判事である主人公が、地方裁判所の第一刑事部(通称イチケイ)に配属され、得体のしれない上司や切れ者の先輩判事に振り回されつつも成長していくといったものです。

日本の刑事裁判は有罪率99.9%という高さなのですが、それを覆すのが正に裁判官の仕事であり、そんなキャラクターたちの活躍が見れるのがこの漫画です。

実在する法律家『櫻井光政』さん、『片田真志』さんらに監修してもらっているので、クオリティの高い内容になっています。

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感想(1件)

竹野内豊さんが主演でドラマ化する予定のイチケイのカラス。

段々と掲載順位が下がっていき、最終的に打ち切りになっています。

ですが、漫画そのものの評価はとても高く、打ち切りが決まった時は、【これを終わらせるのなら、他のマンガを打ち切りにしてくれ！】という声も出た程です。

では、なぜ打ち切りになってしまったのでしょうか？

考えられる理由をご紹介致します！

万人受けする内容ではない

イチケイのカラスは、裁判漫画ですので、あまり万人受けするような内容ではありません。

読み始めると面白いので続きが気になりますが、テーマの関係上、難しい話や言葉も多いです。

また中身もかなりリアリティのある生々しいものです。

裁判のやり取りがメインのようなドラマ『リーガルハイ』等とは違って、裁判官の在り方に重きを置いた作品です。

※ドラマ『リーガルハイ』のワンシーン

漫画とは基本的に気楽に読むものですので、内容が気難しくあまり読みたいと思わない人が多かったのではないでしょうか？

ただ本当にその分、はまるとかなり面白いですよ！

イチケイのカラスの口コミ

イチケイのカラスは、評価自体はとても高い作品ですし、4巻という短さも直ぐに読み終わるという意味ではお金も時間もかけなくて済みます。

そこで今回は、どれくらい評価が高いのか、イチケイのカラスの口コミの一部をご紹介致します！

今までになかったリアリティある刑事訴訟、そして刑事裁判感の日常の描写。それもそのはず、櫻井光政先生が監修し、さらに木内明先生や原田國男先生にまでインタビューして書き上げたというのだから…裁判官室の席の配置とか、左陪席が若い事務官に書記官試験の指導をしている描写とか、裁判官会議のシーンとか、すごくリアリティをもって迫ってくる。さすがに机の上をフィギュアとおもちゃで埋め尽くしている右陪席というのはいないと思うが…
※読書メーターより引用※

モーニングに連載された刑事裁判官の人間模様を描いた作品。弁護士が監修し、作者もきちんと下調べをしているようで、実務にのっとった言動が正確に描かれている。漫画だから仕方ない面はあるが、キャラクター描写はやや極端か。坂間やみちおみたいな裁判官ばかりではありません(;´Д｀)
※読書メーターより引用※

あまり漫画は読んでも登録しないのですが、この本は是非多くの人に読んでもらいたいと思い、登録します。最近は、テレビドラマも司法ものが増えていますが、どこか薄っぺらい（ただし、堺雅人主演のリーガルハイだけは別）。裁判官が主人公の本作品は、そうしたチャラい風潮とは一線を画しており、読み応えがあります。本物の弁護士の監修を受けているだけあり、話がとてもリアル。まじめ過ぎることもなく、笑えるところもあります。
※読書メーターより引用※

このように、とにかくリアルに忠実に物語が作られているので、とても面白いです。

わざわざ法律事務所の先生にまで監修をお願いして作るほどの熱量が込められた漫画、興味が湧いてきませんか？